思うことはたくさんあるけれど

花も実もない人生だけど (角川文庫)

花も実もない人生だけど (角川文庫)

今回はシリアスモードとお笑いモードとどちらもあっておもしろかったです。「言葉」について書かれているところは非常に興味深かった。うさぎさんにとって言葉は神様だけど、別の誰かにとっては言葉はもっと軽いものだと、そこでもう価値観が違って、言葉が通じなくなる。コミュニケーションの断絶。こういうことは日常的にあることですね。この本に書いてたのですが、どんな身近な人でも、分かり合えない人がいるのに、作家は言葉を通して読者と通じることができて、またその反対もしかり。私もしゃべったことも会ったこともないうさぎさんや例えばきんきさんをすごい信頼していて、それは言葉があるからなんだなぁと思うと不思議です。
努力信仰の話なんかもすごいおもしろかった。そういう考えもあるのだなと思うこと多々。
QED ventus 御霊将門 (講談社ノベルス)

QED ventus 御霊将門 (講談社ノベルス)

平将門の話。将門に対する認識はかなり変わりました。突然「新皇」と言い出した変わった人かと思ってたのですが、ものすごいかっこいい人ではないですか。神山さんとのからみはめっちゃ無理やりな感じがしたのですが、これどうなの?これからもこの小説に出てきて、大きな事件が待ってるっていう前フリなんでしょうか。
ひなたの狼 5―新選組綺談 (バーズコミックス)

ひなたの狼 5―新選組綺談 (バーズコミックス)

土方さんのせくしーしょっとがあってちょっとドギマギ。絵がきれいな分残酷描写がいたいです。
のだめカンタービレ(16) (KC KISS)

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)

黒木が好き。いろんな意味で応援したくなるキャラクターですね。ドラマもいいけど、やっぱりマンガの方がおもしろい。いつもながら熱い。
DOLLS 2 (2) (ZERO-SUM COMICS)

DOLLS 2 (2) (ZERO-SUM COMICS)

話を忘れてた。思い出すのに3話くらい読まなだめでした。でもこういう話好き。